N・Wトレインが走るアストリア線(BMT Astoria Line)沿線は、マンハッタンへのアクセスが良く、レストランやバー、スーパーなども充実していることから特に若者に人気のエリアとなっています。しかし、同線は運行開始から100年以上が経過し老朽化が著しいことから、マンハッタン側の起点駅であるクイーンズボロ・プラザ(Queensboro Plaza)駅を除いた6駅すべてを駅改良プロジェクト(Enhanced Station Initiative: ESI)の対象となりました。MTA(Metropolitan Transit Authority)のホームページでも「A Renewed Astoria Line」と題して特設ページやプロジェクト紹介ビデオを制作したりと、アストリア線に対する期待が大きいことが伺えます。

MTAのプロジェクト紹介ビデオ
Rebuilding The Astoria Line

今回は、アストリア線の中から30アベニュー(30 Avenue)駅のリニューアルについてフォトレポします。なお同駅のリニューアルは2018年6月に完成しました。

ESIについてはこちらから。

マップ

エントランス

ブラック塗装にLEDライン照明がアクセントとなりシャープな印象に生まれ変わった出入口。

ガラス仕切りを採用し開放的な印象になった階段部分。

コンコース

天井には木材を使用しモダンで温かみのある雰囲気になった改札階エリア。

自動券売機の横には各系統の運行情報などが表示されるディスプレイを設置。

少し見難いですが改札外にも発車案内ディスプレイが設置されています。改札はOMNYに対応済み。

リニューアルされた待合スペースのベンチとアートワーク。

プラットホーム階への階段。

ホーム

ホームの屋根のある部分にはLED照明を組み込んだガラス仕切りを採用。夜間はライトアップされて良い雰囲気になります。

ディスプレイの横にはUSB充電ポートがあります。

Source: MTA, ARUP

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