アムトラック 、30thストリート・ステーションのリニューアル

アムトラックは、同社の駅の中で利用者数3位を誇るフィラデルフィア(Philadelphia)のメインターミナル、30thストリート・ステーション(William H. Gray III 30th Street Station)のリニューアルにあたり、プラナリー・インフラストラクチャー・フィラデルフィア(Plenary Infrastructure Philadelphia: PIP)と今後50年間にわたる保守改修を含むリース契約を結びました。駅舎のリニューアルは2022年から開始され、2025年の完成を予定しています。PIPの親会社であるプラナリー・グループ(Plenary Group)はオーストラリア、メルボルンに拠点を置く官民パートナーシップを専門とするインフラ投資企業です。

エクステリア

30thストリート・ステーションは約100年の歴史があり、重厚で美しい駅舎はフィラデルフィアの玄関口に相応しいものとなっています。駅舎のリニューアルは主に内装の近代化が中心で、外観はこのままかと思われます。

インテリア
Image: Plenary

コンコースのリニューアル完成イメージです。

現状との比較です。現状でも広々として美しい空間ですが、旅客設備を時代にあったものにリニューアルすることでブラッシュアップするようです。

Image: Plenary

今はくたびれた感のあるコンコース横のイートインスペースも、モダンな空間に生まれ変わるようです。

Image: Plenary

駅舎中央にあるフードコートのリニューアルイメージです。天井に木材を使用して温かみを感じられる空間となるようです。

おまけ

30thストリート・ステーションでは、2019年までこの反転フラップ式案内表示機(Solari Board)が活躍していました。

2019年に、反転フラップ式案内表示機に慣れ親しんだ人々から惜しまれながらも、最新の液晶モニター式に交換されました。

Source: Amtrak

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