英国では、ロンドンを起点にバーミンガム、マンチェスター、リーズなどを最高時速225マイル(約360キロ)で結ぶ「ハイスピード2(HS2)」と呼ばれる次世代高速鉄道プロジェクトが計画されています。このプロジェクトを進める英国政府出資のHS2社(High Speed Two Ltd.)は、プロジェクトのフェーズ1で使用される次世代高速鉄道車両の設計、製造、保守(最初の12年間)の発注先を日立と仏アルストム(Alstom)のジョイントベンチャー(Hitachi-Alstom High Speed: HAH-S)に決定したと発表しました。設計、製造および保守契約をあわせた受注額は約20億ポンド(約3000億円)となります。

アルストムは当初単独でこの入札に参加していましたが、日立と共同で入札に参加していたカナダのボンバルディア(Bombardier)の鉄道部門を同社が買収したため、日立と共同で落札することになりました。

Image: HS2

次世代高速鉄道車両のデザインは、日立とボンバルディアが提案していたものが採用されています(今後変更になる可能性もあります)。車両は8両1編成(全長約200m)が54編成(432両)製造され、2編成を連結した最大16両編成での運行も予定されています。

Image: HS2

車両製造のうち、第1ステージとなる車体の組立と艤装は、日立のニュートン・エイクリフ(Newton Aycliffe)工場で行われ、第2ステージである内装、電気品、台車等の部品取り付けおよび各種試験は、ダービー(Derby)にあるアルストムのリチャーチ・レーン(Litchurch Lane)工場で行われます。また、台車はアルストムのクルー(Crewe)工場で製造されます。車両製造は2025年ごろに開始される予定で、デビューはフェーズ1の区間が開業する2029年から2033年の間になる予定です。

※一部内容を修正しました。

Source: HS2, 日立, Alstom,

車両デザイン紹介ビデオ
HS2の路線図(参考)
Image: HS2

HS2のフェーズ1では、ロンドン・ユーストン(London Euston)駅からバーミンガム・カーゾン(Birmingham Curzon)駅の区間が建設され、開業時期は2029年から2033年の間に予定されています。また、在来線を利用してその他の区間へも乗り入れも予定されています。

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