アムトラック(Amtrak)は15日、今後、同社の標準塗装となる第7世代塗装(Phase VII livery)をまとった初の車両となる電気式ディーゼル機関車「ALC-42形」を公開しました。ALC-42形は、今年2月にデビューした大陸横断列車向けの新型電気式ディーゼル機関車で、これまで導入された同機関車は全て特別塗装や復刻塗装をまとったものとなっていました。第7世代塗装をまとった車両第1号となったのは、10番目の製造車両となる309号車で、14日に「カリフォルニア・ゼファー(California Zephyr)」としてサンフランシスコ・ベイエリアのエミリービル(Emeryville)からシカゴへ向けて出発しました。

なお、309号車はシカゴに到着後、16日のシカゴ発ワシントンD.C.行き「キャピトル・リミテッド(Capitol Limited)」 の運用に入る予定となっており、その後、デラウェア州ウィルミントンにある車両工場で各種承認プロセスを経て正式デビューとなる予定です。

第7世代塗装(Phase VII livery)
Image: Amtrak

新塗装は、アムトラックブルー(Amtrak Blue)、アムトラックレッド(Amtrak Red)、ミッドナイトブルー(Midnight Blue)の3色がベースとなっています。

Image: Amtrak

前面は明るいイメージのアムトラックレッドとミッドナイトブルーを組み合わせることで洗練されたイメージに仕上げています。

Image: Amtrak

なお、アークライン、アムトラックロゴ、車両番号などに使用されている白色塗装には、夜間などに視認性を高めることができる反射塗料が使用されています。ALC-42形は2025年までに75両が導入される予定となっており、今後、新塗装をまとった機関車を見る機会が増えることになりそうです。

Source: Amtrak

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