ニューヨーク地下鉄、車両貫通路を試験採用した新型車両「R211T形」の運行を開始

ニューヨーク州都市交通局(MTA)は1日、米国の地下鉄車両としては1965年以来となる車両貫通路(Open Gangway)を採用した地下鉄車両「R211T形」の運行を、C系統で開始したと発表しました。同車両は、昨年春から運行が開始されたニューヨーク地下鉄の最新型車両「R211形」に車体貫通路を採用したバージョンで、試験的に20両が導入されました。R211形は、2026年にかけて1,175両が製造される予定となっているほか、さらに追加で最大437両の導入も検討されており、全車両が川崎車両によって製造される予定です。MTAは、今後、試験結果や利用者からのフィードバックなどを反映した上で、追加発注分で車両貫通路を本格採用するかについて判断するとしています。

Image: Marc A. Hermann / MTA

なお、車両貫通路を採用したR211T形は、A、C系統を中心に担当するPitkin車庫に配属されていますが、急行列車であるA系統が走行する線路の一部区間において、MTAのルールで求められる非常ブレーキ使用時の安全確認作業の実施に影響がある可能性があるため、同車両は当面の間、A系統の運用には就かない予定となっています。

Image: Marc A. Hermann / MTA

営業運転開始一番列車の運用に就く前のR211T形。

Image: Marc A. Hermann / MTA

車内は車両貫通路がある以外は基本的にR211A形と同じとなっています。

Image: Marc A. Hermann / MTA

日本の鉄道車両では、車両間の移動が可能となっている車両が一般的ですが、アメリカの地下鉄車両では車両間の移動は非常時を除いて出来ないケースが一般的となっています。

Image: Marc A. Hermann / MTA

なお、車両間の移動を可能とする地下鉄車両は、今後、ワシントンメトロ、LAメトロ、アトランタ・マルタなでもデビューする予定となっています。

Image: Marc A. Hermann / MTA

当面の間は、C系統専用として運用に就く予定となっています。

Source: MTA

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