カリフォルニア高速鉄道、セントラルバレー区間の整備に必要な予算をほぼ確保!

カリフォルニア州議会は6月30日、2008年に可決された「Proposition 1A」で高速鉄道建設のための資金として発行される予定だった90億ドルの公債のうち、残る42億ドル(約5,700億円)の公債を発行することで合意しと発表しました。これにより、カリフォルニア高速鉄道セントラルバレー区間(マーセド〜ベーカーズフィールド)の整備に必要な建設資金が、ほぼ確保されたことになります。カリフォルニア高速鉄道局(California High-Speed Rail Authority: CHSRA)は今回の公債発行を受けて、セントラルバレー区間の軌道敷設工事や高速鉄道車両の調達などを実施するとみられ、先行整備区間の2030年前後の開業が現実味を帯びてきました。

建設が進むカリフォルニア高速鉄道ネットワーク(バーバンク〜ロサンゼルス編)

全米一の人口を抱えるカリフォルニア州では、サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンディエゴ、サクラメントなど、州内の主要都市を最高時速320km以上の高速鉄道で結ぶ「カリフォルニア高速鉄道(California High-Speed Rail: CAHSR)」プロジェクトが進行中です。同プロジェクトはカリフォルニア州高速鉄道局(California High-Speed Rail Authority)が中心となって進められているもので、2008年には、最重要区間であるサンフランシスコ〜ロサンゼルス/アナハイム間の建設費の一部に州の税金を投じることを問う住民投票「Proposition 1A」が承認されました。

建設が進むカリフォルニア高速鉄道ネットワーク(パームデール〜バーバンク編)

全米一の人口を抱えるカリフォルニア州では、サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンディエゴ、サクラメントなど、州内の主要都市を最高時速320km以上の高速鉄道で結ぶ「カリフォルニア高速鉄道(California High-Speed Rail: CAHSR)」プロジェクトが進行中です。同プロジェクトはカリフォルニア州高速鉄道局(California High-Speed Rail Authority)が中心となって進められているもので、2008年には、最重要区間であるサンフランシスコ〜ロサンゼルス/アナハイム間の建設費の一部に州の税金を投じることを問う住民投票「Proposition 1A」が承認されました。

建設が進むカリフォルニア高速鉄道ネットワーク(ベーカーズフィールド〜パームデール編)

全米一の人口を抱えるカリフォルニア州では、サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンディエゴ、サクラメントなど、州内の主要都市を最高時速320km以上の高速鉄道で結ぶ「カリフォルニア高速鉄道(California High-Speed Rail: CAHSR)」プロジェクトが進行中です。同プロジェクトはカリフォルニア州高速鉄道局(California High-Speed Rail Authority)が中心となって進められているもので、2008年には、最重要区間であるサンフランシスコ〜ロサンゼルス/アナハイム間の建設費の一部に州の税金を投じることを問う住民投票「Proposition 1A」が承認されました。

ロサンゼルス・ユニオンステーションへの高速鉄道乗り入れ計画が大きく前進!

カリフォルニア州高速鉄道局(CHSRA)とLAメトロは4月27日、2段階に分けて整備されるロサンゼルス・ユニオンステーションの大規模改良プロジェクト「Link Union Station(Link US)」について、第一段階となるフェーズAにかかる費用およそ9億5,000万ドル(約1,200億円)のうち、CHSRAが4億2,000万ドル(約546億円)を負担することで正式に合意したと発表しました。Link USプロジェクトは、もともとLAメトロが同駅の容量拡大のために計画していたプロジェクトですが、カリフォルニア高速鉄道の同駅乗り入れを実現させるため、CHSRAの費用負担などについて2016年より協議が行われてきました。

カルトレイン、サンノゼ・ディリドン駅前に建設予定の再開発ビル完成イメージを公開

カルトレイン(Caltrain)は、27日に開催されたJPB(Peninsula Corridor Joint Powers Board)のWPLP委員会ミーティング(JPB WPLP 4-27-22)において、将来カリフォルニア高速鉄道が乗り入れる予定のサンノゼ・ディリドン(San Jose Diridon)駅前に整備予定の2棟の再開発ビルの新たな完成予想イメージを公開しました。同駅周辺では、「ダウンタウン・ウェスト(Downtown West)」と呼ばれるGoogleによる公共交通指向型開発(TOD)も計画されており、カルトレインの再開発ビルは同駅周辺の再開発エリアへのゲートウェイとしての役割を果たすこととなります。