アムトラック、長距離列車の新型車両調達に向けた準備を開始!

アムトラック(Amtrak)は19日、車内から絶景を楽しめることで知られるカリフォルニア・ゼファー(California Zephyr)やエンパイア・ビルダー(Empire Builder)など、14路線を運行している長距離列車の車両更新を進めるため、車両調達に向けた準備作業を開始したと発表しました。同社は今年4月に公表された「2022〜2027年の5ヶ年計画(Five-Year Plans)」において、老朽化が進む長距離列車向けの車両を2020年代後半から順次新型車両に置き換える方針を示しており、現在、長距離列車用車両として保有している合計744両(リース車両含む)の車両のうち、2014〜2021年にかけて増備されたビューライナー2(Viewliner II)130両を除く全ての車両が更新対象となる予定です。

アムトラック、2020年代後半から長距離列車に新型車両を導入!

アムトラック(Amtrak)は、今年4月に公表された「2022〜2027年の5ヶ年計画(Five-Year Plans)」において、老朽化が進む長距離列車向けの車両を順次新型車両に置き換える予定であることを明らかにしました。新型車両への置き換えは、2020年代後半から2030年前半にかけて実施される予定で、現在同社が保有する合計744両(リース車両含む)の長距離列車用車両のうち、2014〜2021年にかけて増備されたビューライナー2(Viewliner II)130両を除く全ての車両が対象となります。なお、新型車両が既存車両と同じ2階建て車両として導入されるかなど、詳細についてはまだ決まっておらず、今年度から開始される市場調査や各長距離列車の特性などを踏まえた上で決定される予定です。

アムトラック、2021年に最も遅延が多かった列車は?

アムトラック(Amtrak)は、乗客が目的地に定刻の15分以内に到着できた各列車ごとの割合(2021年版)を公表しました(Amtrak Host Railroad Report Card 2021)。それによると、遅延の影響を受けた乗客が最も多かったのは、ワシントンD.C.〜シカゴ間の「キャピトルリミテッド」とニューオーリンズ〜ロサンゼルス間の「サンセットリミテッド」で、定刻15分以内に目的地に到着できた乗客の割合は3割に満たなかったとのことです。一方、最も遅延の影響を受けなかった列車は、シカゴ〜ミルウォーキー間を運行する「ハイアワサ」で、95%の乗客が定刻の15分以内に目的地に到着できたとのことです。