ノルウェー国鉄、長距離列車に寝台も備えた新型車両「FLIRTNEX」を導入!2026年にデビュー予定

ノルウェーの鉄道車両リース会社であるNorske togは17日、ノルウェー国鉄(Vygruppen AS: Vy)が長距離列車に導入予定の新型車両「クラス79(Class 79)」を、スイスの車両メーカーである「シュタッドラー・レール(Stadler Rail AG)」に発注したと発表しました。この車両は、シュタッドラーが同社の鉄道車両ブランドFLIRTをベースにノルウェー向けに開発した「FLIRTNEX(Nordic Express)」と呼ばれるもので、非電化区間への導入も予定されているため、電車方式およびバイモード方式の2形式が登場する予定です。今回の発注確定分は17編成(8両編成17本)ですが、オプション契約として最大83編成を2033年までに導入する計画もあり、今後、絶景を楽しめることで人気なノルウェーの長距離列車の旅がさらにグレードアップすることが期待されます。

ノルウェー国鉄、アルストムに最大200両の通勤電車を発注

ノルウェー国鉄(Vygruppen AS: Vy、旧NSB)の車両を保有・管理する「Norske tog AS※」は、主にオスロ近郊で使用される新型通勤電車30両をアルストム(Alstom)に発注したと発表しました。新型車両は、スウェーデンで15年以上の運行実績があるコラディア・ノルディック(Coradia Nordic)をベースとした車両となり、同社が保有する車齢40年以上の通勤車両が置き換えられることなります。なお、この契約には170両のオプション契約も含まれており、オプション契約も含めた契約金額は最大で42億ノルウェー・クローネ(約542億円)となります。