カリフォルニア高速鉄道、フレズノ駅など4駅の基本計画策定に向けた作業を今秋にも開始

サンフランシスコとロサンゼルスなどを結ぶ高速鉄道建設計画を進めているカリフォルニア州高速鉄道局(California High-Speed Rail Authority: CHSRA)は、セントラルバレーエリアのフレズノ〜ベーカーズフィールド間の2029年暫定開業を目指して、現在一部区間で建設工事を進めています。CHSRAは27日、暫定開業時に誕生する5駅のうち、同局が整備するマーセド(Merced)、フレズノ(Fresno)、キングス・トゥーレアリ(Kings-Tulare)、ベーカーズフィールド(Bakersfield)駅の基本計画策定業務を行う事業者を、今秋にも決定すると発表しました。基本計画では、駅の設置場所、デザインコンセプト、開発や建設にかかる費用、施工条件などの計画案が策定される予定です。