フランス国鉄(SNCF)とドイツ鉄道(DB)は24日、フランスのストラスブール(Strasbourg)で開かれた両国間を結ぶ国際高速列車の運行開始15周年を祝うイベントにおいて、パリとベルリンを結ぶ新路線を早ければ2023年12月にも開設すると発表しました。フランス、ドイツ両国を結ぶ高速列車は2007年にデビューし、これまでに約2,500万人が利用、今後も利用者の増加が見込まれています。パリとベルリンを結ぶ高速列車については、所要時間が7時間におよぶことから需要が見込めないと考えられていましたが、近年は長時間の乗車であっても鉄道利用を好む利用者が増えており、所要時間7時間の路線でも運行可能と判断したようです。