ニューヨーク地下鉄の1日利用者数がパンデミック以降で最高を更新

ニューヨークの地下鉄などを運行するニューヨーク州都市交通局(Metropolitan Transit Authority: MTA)は、5月5日(木曜日)の地下鉄利用者数がパンデミックが始まって以降の最高となる約350万人を突破した発表しました。ニューヨーク地下鉄の利用者数は、ワクチン接種が進むにつれ回復傾向が続き昨年10月後半には330万人台まで回復し、12月9日には約342万人を記録しました。しかし、その後のオミクロン株の流行を受けて再び利用者数が減少に転じていました。なお、ニューヨーク地下鉄以外では、ロングアイランド鉄道、メトロノース鉄道においても同様の傾向がみられるようです。

ニューヨークの鉄道利用者数はどこまで回復した?

ワクチン接種が進むニューヨークでは、経済活動も回復しつつあります。そんなニューヨーク経済を支えるニューヨーク地下鉄(New York City Subway)、ロングアイランド鉄道(Long Island Railroad: LIRR)、メトロノース鉄道(Metro-North Railroad: Metro North)などを管轄するニューヨーク州都市交通局(Metropolitan Transit Authority: MTA)では、パンデミック前と比較した鉄道利用者の推移を公表しています。それによると、2021年9月14日の地下鉄利用者数が、パンデミックが始まって以来初めて300万人を突破しました。また、その後も回復傾向が続き、10月27日には330万人台まで回復しています。その他の鉄道についても同様の傾向が見られるようです。