カリフォルニア高速鉄道局(California High-Speed Rail Authority: CHSRA)は18日、サンフランシスコとサンノゼを結ぶ全長約43マイル(69km)の区間について、環境アセスメントの評価書(Final EIR/EIS)を承認したと発表しました。これにより、カリフォルニア高速鉄道の第1期整備区間であるサンフランシスコとロサンゼルス・アナハイムを結ぶ全長500マイル(805km)におよぶ区間うち、およそ8割にあたる420マイル(676km)の区間において環境アセスメントが終了したことになります。また、2030年までに先行開業を目指すベーカーズフィールド(Bakersfield)〜マーセド(Marced)間についても動きがあり、最後まで未着工となっていた52.4マイル(84km)の区間の構造物設計などを実施する事業者が決定しました。
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カリフォルニア高速鉄道、サンノゼ〜マーセド間の建設ルートなどを決定!
カリフォルニア州高速鉄道局は28日、サンフランシスコ・ベイエリアを含む工区として初めてとなるサンノゼ〜マーセド間の環境アセスメントが完了し、同区間の建設ルートおよび整備方法を決定したと発表しました。これにより、フェーズ1として2033年までに整備されるサンフランシスコ〜ロサンゼルス・アナハイム間全長約800kmのうち、およそ8割にあたる約640kmの区間の建設ルートおよび整備方法が確定したことになります。また、フェーズ1全区間開業よりも一足早く2031年の開業を目指すセントラルバレー〜シリコンバレー間の高速鉄道実現に向けて、重要なマイルストーンが達成されたことになります。
カリフォルニア高速鉄道、フレズノ駅など4駅の基本計画策定に向けた作業を今秋にも開始
サンフランシスコとロサンゼルスなどを結ぶ高速鉄道建設計画を進めているカリフォルニア州高速鉄道局(California High-Speed Rail Authority: CHSRA)は、セントラルバレーエリアのフレズノ〜ベーカーズフィールド間の2029年暫定開業を目指して、現在一部区間で建設工事を進めています。CHSRAは27日、暫定開業時に誕生する5駅のうち、同局が整備するマーセド(Merced)、フレズノ(Fresno)、キングス・トゥーレアリ(Kings-Tulare)、ベーカーズフィールド(Bakersfield)駅の基本計画策定業務を行う事業者を、今秋にも決定すると発表しました。基本計画では、駅の設置場所、デザインコンセプト、開発や建設にかかる費用、施工条件などの計画案が策定される予定です。
建設が進むカリフォルニア高速鉄道ネットワーク(マーセド〜フレズノ編)
全米一の人口を抱えるカリフォルニア州では、サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンディエゴ、サクラメントなど、州内の主要都市を最高時速320km以上の高速鉄道で結ぶ「カリフォルニア高速鉄道(California High-Speed Rail: CAHSR)」プロジェクトが進行中です。同プロジェクトはカリフォルニア州高速鉄道局(California High-Speed Rail Authority)が中心となって進められているもので、2008年には、最重要区間であるサンフランシスコ〜ロサンゼルス/アナハイム間の建設費の一部に州の税金を投じることを問う住民投票「Proposition 1A」が承認されました。
建設が進むカリフォルニア高速鉄道ネットワーク(サンノゼ〜マーセド編)
全米一の人口を抱えるカリフォルニア州では、サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンディエゴ、サクラメントなど、州内の主要都市を最高時速320km以上の高速鉄道で結ぶ「カリフォルニア高速鉄道(California High-Speed Rail: CAHSR)」プロジェクトが進行中です。同プロジェクトはカリフォルニア州高速鉄道局(California High-Speed Rail Authority)が中心となって進められているもので、2008年には、最重要区間であるサンフランシスコ〜ロサンゼルス/アナハイム間の建設費の一部に州の税金を投じることを問う住民投票「Proposition 1A」が承認されました。