ロングアイランド鉄道、1月25日からグランド・セントラル・マディソン駅への運行を開始!

ニューヨークのマンハッタンとロングアイランドを結ぶ全米最大の通勤鉄道「ロングアイランド鉄道(Long Island Railroad: LIRR)は24日、マンハッタンなどの地下で建設を進めていた「イースト・サイド・アクセス(East Side Access)」において、1月25日(水)から営業列車の運行を開始すると発表しました。始発列車は、クイーンズのジャマイカ(Jamaica)駅を10時45分に出発する急行列車となり、11時7分にグランド・セントラル・マディソン(Grand Central Madison)駅に到着する予定です。なお、今後3週間程度の間は暫定開業期間となる予定で、すべての列車がジャマイカ駅とグランド・セントラル・マディソン駅間での折り返し運転となります。

ロングアイランド鉄道、イーストサイドアクセス開業後の運行スケジュールを発表!

ニューヨーク近郊の通勤鉄道路線であるロングアイランド鉄道(Long Island Railroad: LIRR)は2日、今年12月に予定されている「イーストサイドアクセス(East Side Access: ESA)」の開業を前に、新スケージュールの素案を発表しました。イーストサイドアクセスは、現状マンハッタンの起点がペンステーション(Penn Station)のみとなっているロングアイランド鉄道を、マンハッタンイーストサイドの鉄道拠点であるグランドセントラル駅に直通させるためのプロジェクトで、完成するとおよそ半数の乗客がグランドセントラル利用に移行するとみられています。今回発表された新スケジュールでは同鉄道史上最大規模の増発が実施される予定で、マンハッタンの2大ターミナルを活用することで、平日の運行本数を現状のおよそ4割増(665本から929本)とする大胆なダイヤ改正が実施されることとなります。

アムトラック コネクトUS計画(北東回廊編 Part 2)

2021年5月に設立50周年を迎えたアメリカの旅客鉄道公社「アムトラック(Amtrak)」は、2035年に向けた15年ビジョンを示したコネクトUS(Connects US)を公表しました。コネクトUSには39の新設ルートの開設や25の既存ルートの増発などの計画が含まれており、それらを実行するために今後15年間で総額750億ドル(約8.5兆円)にのぼる連邦政府からの資金援助が必要になるとしています。アムトラックの15年ビジョンとして示されている内容は以下のとおりです。