個性的なデザインの駅舎が建設されるハイスピード2の新駅(ロンドン・ユーストン駅編)

英国では、ロンドンとバーミンガム、マンチェスターなどを最高速度360km/hで走行可能な高速鉄道専用線で結ぶインフラプロジェクト「ハイスピード2(High Speed 2: HS2)」の整備が進められています。HS2は現在、2029〜2033年ごろの開業を目指してロンドンとミッドランド西部を結ぶ区間(フェーズ1)の建設が進められており、同区間には4つの個性的な新駅が誕生する予定です。その中でも最大規模のターミナル駅となるロンドン・ユーストン(London Euston)駅の整備は、新駅建設に合わせて公共スペースや再開発ビルの整備、既存駅の改修なども一体的に実施される再開発プロジェクトとなる予定で、ロンドンの主要鉄道ターミナルの一つであるユーストン駅にとって一世一代のプロジェクトとなる予定です。