ロングアイランド鉄道、1月25日からグランド・セントラル・マディソン駅への運行を開始!

ニューヨークのマンハッタンとロングアイランドを結ぶ全米最大の通勤鉄道「ロングアイランド鉄道(Long Island Railroad: LIRR)は24日、マンハッタンなどの地下で建設を進めていた「イースト・サイド・アクセス(East Side Access)」において、1月25日(水)から営業列車の運行を開始すると発表しました。始発列車は、クイーンズのジャマイカ(Jamaica)駅を10時45分に出発する急行列車となり、11時7分にグランド・セントラル・マディソン(Grand Central Madison)駅に到着する予定です。なお、今後3週間程度の間は暫定開業期間となる予定で、すべての列車がジャマイカ駅とグランド・セントラル・マディソン駅間での折り返し運転となります。

ニューヨーク・JFK空港、ターミナル4の拡張・リニューアル工事を着工

12月15日、ニューヨーク州のキャシー・ホークル(Kathy Hochul)知事は、ジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport: JFK Airport)ターミナル4の拡張工事を着工したと発表しました。ターミナルビル4の拡張工事については、パンデミックの影響で当初の計画から大幅な規模縮小が余儀なくされていました。最終的には10ゲートの新設(当初計画では16)、チェックインおよび到着エリアの拡大、既存ゲートおよび商業エリアのリニューアル、ターミナルビルへのアクセス改善、自動手荷物預け機などの最新設備を導入するといった内容で関係者間での合意がなされました。拡張工事の完成予定は2023年で、建設コストの総額15億ドル(約1,700億円)は民間資本で賄われる予定です。

ニューヨーク・JFK空港、新ターミナル・ワンが2022年に着工

12月13日、ニューヨーク州のキャシー・ホークル(Kathy Hochul)知事は、パンデミックの影響で着工が遅れていたジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport: JFK Airport)の新ターミナル・ワンの建設工事について、2022年半ばに着工すると発表しました。新ターミナルビルは、延床面積約22万3,000平方メートル、建設費は95億ドル(約1兆800億円)で、完成するとJFK空港最大のターミナルビルとなります。建設工事は数段階に分けて実施され、出発・到着エリアや一部のゲートを含む第1フェーズの完成は2026年ごろ、全体の完成は2030年ごろを予定しています。

ニューヨーク・JFK空港のリニューアル(新ターミナル6)

ニューヨークの国際玄関口であるジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport: JFK Airport)では、21世紀にふさわしい空港へと生まれ変わるため、大規模なリニューアルプロジェクトが進行中です。2021年8月、同空港を管理・運営するニューヨーク・ニュージャージー港湾公社(Port Authority of NY NJ: PANYNJ)は、パンデミックの影響で着工が遅れていた新ターミナル6について、ヴァンテージエアポートグループ(Vantage Airport Group)、アメリカントリプルI(American Triple I: ATI)、RXR不動産(RXR Realty)、ジェットブルー航空(JetBlue Airways)からなるJFKミレニアムパートナーズ(JFK Millennium Partners: JMP)との間で、官民連携(PPP)に関して合意しました。