サウンドトランジット(Sound Transit: ST)は、シアトル・ダウンタウンと東部に位置する郊外都市ベルビュー(Bellevue)やレドモンド(Redmond)などを結ぶ全長約29kmのライトレール路線、ライン2(Line 2)を建設中です。現在、建設工事は大詰めを迎えており、2023年開業区間であるインターナショナル・ディストリクト・チャイナタウン(Intl District/Chinatown)駅〜レドモンド・テクノロジー(Redmond Technology)駅間では、駅や線路などはほぼ完成しています。11月には実際の車両を用いた建築限界測定も実施されました。今回は、2023年に開業する新駅12駅のうち、ベル-レッド・130th(Bel-Red/130th)駅の建設状況についてフォトレポします。

サウンドトランジット、イースト・リンク・エクステンション(East Link Extension)プロジェクトについてはこちらから。

マップ
Image: Sound Transit

ベル-レッド・130th駅は、ベルビューの新エリア、スプリングディストリクト(Spring District)に隣接して設置される駅です。同エリアは、スプリングディストリクト同様に公共交通指向型開発(Transit-Oriented Development: TOD)として開発が進められており、駅周辺には共同住宅などが建設されるよていとなっています。また、この駅ではパーク・アンド・ライドが実施される予定で、約300台分の駐車スペースが設けられる予定です。

エントランス

駅の完成イメージ(左)、現在の様子(右)
Image: Sound Transit


駅の完成イメージ(左)、現在の様子(右)
Image: Sound Transit

駅舎やホームはほぼ完成しています。地上駅のため、他の駅と比べて簡素な造りとなっています。

当駅からベルビュー・ダウンタウン(Bellevue Downtown)駅までは5分でアクセスできるようになります。

全体的に簡素な造りですが、駅構内の屋根は少し凝ったデザインとなっています。

ホーム

対向式2面2線のホームとなっています。

部分超低床電車が走行する路線のため、ホームの高さは低くなっています。地上駅のため、バリアフリーにはスロープを設置することで対応しています。

駅中間部分は異なったデザインの屋根が設置されています。

駅の至る所に設置されたLED照明が雪のホームを照らす姿はなかなか現像的です。

奥に見えるクレーンのあるエリアがスプリングディストリクトです。Metaなどの進出が予定されているこのエリアは、今後大化けすることになりそうです。

Source: Sound Transit

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