LAメトロ(Los Angeles County Metropolitan Transportation Authority)は、2021年後半の完成を目指して新線であるKライン(Crenshaw/LAX Line)を建設中です。Kラインは、エキスポライン(E Line)のエキスポ・クレンショー(Expo/Crenshaw)駅からグリーンライン(C Line)のアビエーション・LAX(Aviation/LAX)駅を結ぶ全長約13.7kmのライトレール路線です。同路線には、ロサンゼルス国際空港で建設中の自動運転シャトルと結ばれるエアポート・メトロ・コネクター(Airport Metro Connector: AMC)が建設される予定となっており、完成すると長年の悲願であったロサンゼルス国際空港への鉄道アクセスが初めて可能になります。

※2022年10月7日に部分開業が決定!

Kラインのルート
Image: LA Metro

Kラインの建設ルートは茶色のラインで示されています。一部区間は地下線および高架線で建設されています。

新設される駅

Kラインには、起点のエキスポ・クレンショー(Expo/Crenshaw)駅と空港アクセスのエアポート・メトロ・コネクターを含めて、以下の合計9駅が設置される予定です。

  1. エキスポ・クレンショー(Expo/Crenshaw)
  2. マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(Martin Luther King Jr.)
  3. レイマート・パーク(Leimert Park)
  4. ハイド・パーク(Hyde Park)
  5. フェアビュー・ハイツ(Fairview Heights)
  6. ダウンタウン・イングルウッド(Downtown Inglewood)
  7. ウェストチェスター・ベテランズ(Westchester/Veterans)
  8. エアポート・メトロ・コネクター(Airport Metro Connector)(2024年完成予定)
  9. アビエーション・センチュリー(Aviation/Century)
エキスポ・クレンショー(Expo/Crenshaw)駅
Image: LA Metro

Kライン開業時の起点駅で、サンタモニカおよびダウンタウン方面を結ぶEラインと接続します。将来的に更に北に延伸される計画のため地下駅で建設されており、Eラインの駅とは上下移動による接続となります。

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(Martin Luther King Jr.)駅
Image: LA Metro

ショッピングモールのボールドウィン・ヒルズ・クレンショー(Baldwin Hills Crenshaw)などへの最寄り駅となります。駅は地下駅となります。

レイマート・パーク(Leimert Park)駅
Image: LA Metro

地下駅の地上エントランス付近のイメージです。ボールドウィン・ヒルズ地区やレイマート・パークエリア地区の最寄り駅となります。

Image: LA Metro

エントランスエリアのクロースアップです。

Image: LA Metro

地下階プラットホームの様子です。

ハイド・パーク(Hyde Park)駅
Image: LA Metro

ハイド・パーク地区の最寄駅となります。この駅からは地上駅になります。

ダウンタウン・イングルウッド(Downtown Inglewood)駅
Image: LA Metro Inglewood

ダウンダウン・イングルウッド駅は、イングルウッドの中心エリアであるマーケット・ストリート(Market Street)などの近くに建設中です。イングルウッドは、ロサンゼルスの中でも長らく治安の悪い街として有名でした。しかし、近年はジェントリフィケーションが進んでいるエリアの一つとなっています。

周辺には過去にロサンゼルス・レイカーズの本拠地でもあったザ・フォーラム (The Forum)などがあり、2028年のオリンピック会場の一つとして使用される予定となっています。さらに、ザ・フォーラムと当駅を結ぶ自動運転シャトルの建設も計画されており、将来的に更なる発展が期待されるエリアとなっています。

アビエーション・センチュリー(Aviation Century)駅
Image: LA Metro

この駅からは、Kラインの電車以外にCラインの電車も乗り入れる予定です。またそれに合わせて、LAXシャトルサービスは、エアポート・メトロ・コネクターが完成するまで当駅から発着する予定となっています。

Image: LA Metro

プラットホームのイメージです。

Kラインの紹介ビデオ
将来の延伸計画
Image: LA Metro

Kラインは、北方向に延伸して建設中のDライン(パープルライン)に接続する計画です。これにより、センチュリーシティー(Century City)やUCLAなどからLAXへの鉄道アクセスが可能になります。ロサンゼルスでは、2016年に実施された住民投票によって、メジャーM(Measure M)と呼ばれる消費税に交通インフラ税を課す法案が賛成多数で可決されています。

これによって、総額で1,200億ドル規模の交通インフラ用資金を確保しています。そのうち、Kラインの延伸に対しては、およそ22億ドルの資金を割り当てられる予定です。しかし、現時点での延伸プロジェクトの着工は2041年ごろと気の遠くなるような話なので、早期に実現されることを望みたいところです。

Source: LA Metro

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