ニューヨーク都市圏以外で最大の利用者を誇るシカゴ都市圏の通勤鉄道「メトラ(Northeast Illinois Regional Commuter Railroad Corporation: Metra)」は、老朽化したギャラリーカー(Gallery-style car)と呼ばれる2階建通勤車両の置換えるため、新型車両を最大で500両導入する予定です。この新型車両は2021年3月にアルストム(Alstom)に発注されたもので、同社の2階建て車両ブランド「コラディア・デュプレックス(Coradia Duplex)」を北米仕様に対応させたものが導入されます。

今回のアルストムとの契約は、初期確定分200両が8億4,500万ドル(約970億円)、オプション契約分300両が9億5,500万ドル(約1,100億円)となり、2024年から運行開始される予定です。

エクステリア
Image: Alstom

メトラの新型2階建通勤車両の外観イメージです。新型車両はプッシュプル方式となるため、片側に運転台が設置されたキャブ・カー(Cab Car)と呼ばれる車両も製造されます。これまでは片側1箇所だった乗降口を片側2箇所に増やすことで、よりスムーズな乗降が可能となります。

Image: Alstom

前面デザインは、良い意味でも悪い意味でも実用性が重要視されるアメリカらしい鉄道デザインですね。

インテリア
Image: Alstom

実用性重視のエクステリアとは対照的に、インテリアはモダンなデザインとなっています。車内照明にはLED、空調装置も乗客数に応じて最適温度に自動調整される省エネタイプのものを採用するなど、環境に配慮した設計となるようです。

Image: Alstom

座席は固定式クロスシートで一部ボックス席となります。

Image: Alstom

シートの素材は衛生面に配慮してファブリックではないようです。また、車内には充電用USBポートも設置されます。

Image: Alstom

2階と1階の中間に位置する車端部の空間です。

Image: Alstom

出入口付近にはトイレも設置されます。トイレのドアはドア横のセンサーに手をかざすことで、タッチレスで開閉可能です。

Image: Metra

ドア付近にはバイクラックや大型荷物用スペースも設置されます。

Image: Metra

車椅子スペースもドア付近に数カ所設置され、バリアフリーに対応しています。

新型車両紹介ビデオ
Video: Metra

Source: Alstom

(1米ドル=115円で計算)

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