アムトラック、ニューヨークとピッツフィールドを結ぶ新列車を7月から夏季限定で運行

アムトラック(Amtrak)は、ニューヨークとマサチューセッツ州のピッツフィールド(Pittsfield)を結ぶ新たなインターシティ列車「バークシャー・フライヤー(Berkshire Flyer)」の運行を開始すると発表しました。この列車は、マサチューセッツ州運輸局(MassDOT)およびニューヨーク州運輸局(NYSDOT)からの補助金によってアムトラックが試験的に運行するもので、7月8日からの夏季期間中に運行されます。なお、2023年も同様のスケージュールでの運行が計画されており、試験運行期間の利用状況が良ければ、その後は定期列車に格上げされる見込みです。

バークシャー・フライヤーについて
バークシャー・フライヤーの運行が予定されている区間を走るエンパイア・サービスの列車
Image: Amtrak
運行スケジュール

ニューヨーク〜ピッツフィールド間の所要時間はおよそ4時間で、ニューヨーク発は毎週金曜日、ピッチフィールド発は毎週日曜日の運行となります。また、途中停車駅はヨンカース(Yonkers)、クロトン・ハーモン(Croton-Harmon)、ポキプシー(Poughkeepsie)、ラインクリフ(Rhinecliff)、ハドソン(Hudson)、オールバニ・レンセラー(Albany-Rensselaer)となります。なお、チケットは5月からアムトラックのホームページなどで予約可能となります。 

北行きスケージュール
金曜のみ運行
南行きスケジュール
日曜のみ運行
ニューヨーク
New York
15:16発19:05着
ピッツフィールド
Pittsfield
19:12着15:00発
途中停車駅:ヨンカース、クロトン・ハーモン、ポキプシー、ラインクリフ、ハドソン、オールバニ・レンセラー
使用車両
ニューヨーク・ペンステーションに停車中のアムフリート車両
Image: Amtrak

バークシャー・フライヤーには、同区間を走るエンパイア・サービスなどと同様にアムフリート(Amfleet)客車が使用される予定です。

アムフリート客車のコーチクラス
Image: Amtrak

アムフリート客車は、2017年から座席モケットの変更や読書灯のLED化など、車内リニューアルが実施されています。座席配置は2列+2列となっており、無料WiFiなどが利用できます。

Source: AmtrakMassDOT

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