カリフォルニア高速鉄道、サンノゼ〜マーセド間の建設ルートなどを決定!

カリフォルニア州高速鉄道局は28日、サンフランシスコ・ベイエリアを含む工区として初めてとなるサンノゼ〜マーセド間の環境アセスメントが完了し、同区間の建設ルートおよび整備方法を決定したと発表しました。これにより、フェーズ1として2033年までに整備されるサンフランシスコ〜ロサンゼルス・アナハイム間全長約800kmのうち、およそ8割にあたる約640kmの区間の建設ルートおよび整備方法が確定したことになります。また、フェーズ1全区間開業よりも一足早く2031年の開業を目指すセントラルバレー〜シリコンバレー間の高速鉄道実現に向けて、重要なマイルストーンが達成されたことになります。

確定したサンノゼ〜マーセド間のルートおよび整備方法
Image: CAHSR

サンノゼ〜マーセド間の建設ルートおよび整備方法です。今年2月に公表されていた評価書(FEIS)で推奨案として示された整備案4(Alternative 4)がそのまま採用されました。したがって、サンノゼ〜ギルロイ間においてもサンフランシスコ〜サンノゼ間同様、カルトレインを電化した上で線路を共有する方式が採用されることとなり、同区間の最高速度は110マイル(約177km)程度にとどまることになりそうです。なお、ギルロイから先の区間については最高時速320km以上で走行可能な高速鉄道専用線として整備されます。

シリコンバレーとセントラルバレーの間にあるダイアブロ山脈(Diablo Range)を貫くパチェーコパストンネル(全長約22km)のイメージ
Image: CHSRA
着工に向けては予算確保が課題

CHSRAでは、今夏を目標にサンフランシスコ〜サンノゼ間の建設ルートおよび整備方法についても確定させたいとしており、今回のサンノゼ〜マーセド間とともに建設に向けた予算が確保され次第、なるべく早く着工できるよう準備を進めていくとしています。ただ、これまでの事例から環境アセスメント完了から予算確保に至るまでのプロセスは最大の難関とも言えます。いずれにせよ、人口密集地であるベイエリアへの乗り入れ実現は同高速鉄道成功への重要な鍵となりますので、早期に着工されることを期待したいと思います。

Source: CHSRA

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