米国の投資会社フォートレス・インベストメント・グループ傘下でフロリダの民間鉄道会社「ブライトライン(Brightline)」は22日、2019年から建設が進められていたウェストパームビーチ駅〜オーランド国際空港駅間(約274km)の延伸区間において、営業列車の運転を開始したと発表しました。オーランド国際空港駅ではオープニングセレモニーが実施され、関係者らが11時5分ごろに到着したマイアミからの営業初列車を出迎えました。今回開業した区間のうち、高速鉄道専用線として建設されたココア(Cocoa)〜オーランド国際空港間の最高速度は200km/hとなっており、民間資本によって整備された都市間鉄道としては北米初の高速鉄道路線となります。
また、これまで北米において最高時速200km以上で営業運転を実施している列車は、ニューヨークを中心とした主要路線「北東回廊(Northeast Corridor)」を走るアムトラックの列車のみとなっていたため、ブライトラインのオーランド延伸区間が開業したことで、北東回廊以外において北米初の高速列車が誕生したことになります。
開業したオーランド国際空港駅
Image: Brightline
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Source: Brightline
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