ニューヨーク市地下鉄の駅改良プロジェクト(34 Street – Penn Station編 Part 1)

ニューヨーク三大鉄道ターミナルの一つで、アムトラック(Amtrak)、NJトランジット(New Jersey Transit: NJ Transit)、ロングアイランド鉄道(Long Island Railroad: LIRR)の列車が発着するペン・ステーション(Pennsylvania Station: Penn Station)には、ニューヨーク市地下鉄のA・C・E系統および1・2・3系統が乗り入れています。このうち、ニューヨーク市地下鉄のA・C・E系統が乗り入れているエイスアベニュー(IND Eighth Avenue Line)線34 Street – Penn Stationは、ニューヨーク州交通局(Metropolitan Transit Authority: MTA)が進める駅改良プロジェクト(Enhanced Station Initiative: ESI)の対象駅となりました。今回は、2018年6月に完成した同駅のリニューアルについて、フォトレポします。

マップ
出入口付近

全ての出入口ではありませんが、一部の出入口は完全リニューアルされました。

新しい出入口は周辺の雰囲気によく溶け込んでいます。

コンコース

改札外に設置された路線図やリアルタイム情報を表示するディスプレイです。

自動券売機付近も他のリニューアル箇所と同様、ダーク系の配色と暖色系のLED照明でシックな感じにまとめられています。

改札内との仕切りにはガラス仕切りを採用してモダンな雰囲気に仕上げています。

クレジットカードのタッチ決済が可能な「OMNY」に対応済の改札機です。

ニューヨーク市では、コロナ感染防止策として公共交通利用の際のマスク着用が義務付けられています。そのため、主要駅にはマスクや消毒液の自販機が設置されました。

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