2014年に開業したフルトン・センターは、ロウアー・マンハッタン(Lower Manhattan)のフルトン・ストリート(Fulton St)駅、コートランド・ストリート(Cortlandt St)駅、WTC・コートランド(WTC Cortlandt)駅およびワールドトレードセンター(World Trade Center)駅の接続を改善するため、MTA(Metropolitan Transit Authority)が14億ドル(約1,400億円)かけて建設した、12の地下鉄系統が集結する鉄道ハブです。一日約30万人の利用者を想定し、飲食、物販などの施設も充実しているため、日本の主要駅の駅ナカのような施設となっています。今回は、そんなニューヨークの駅ナカ、フルトン・センターをフォトレポします。
マップ
フルトンセンターの外観です。ガラス張りのモダンな外観となっています。
フルトンセンターから利用できる地下鉄は全部で12系統(A・C・E・J・Z・R・W・1・2・3・4・5)あります。
エントランスの中に入ると、エスカレーターが真っ先に目に入るように配置されており、地下鉄の駅まで迷うことなくたどり着けるように設計されています。
エントランスから見えるらせん階段が目を引きます。
らせん階段を下から見た様子です。近未来的なデザインとなっています。
エスカレータを降りて、エントランス付近を見た様子です。
フルトン・ストリート駅の改札口です。
デイ・ストリートとブロードウェイにあるフルトン・ストリート駅の入り口もリニューアルされています。
スカイ・リフレクターネット
フルトンセンターのこの特徴的な天井は、スカイ・リフレクターネット(Sky Reflector-Net)と呼ばれ、ジェームス・カーペンター・デザイン・アソシエーツ(James Carpenter Design Associates)、 グリムショー(Grimshaw)およびアラップ(ARUP)のコラボレーションによって建設されたもので、フルトンセンターの地下空間に陽光が降り注ぐように設計されています。
真下から見上げた様子です。
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