オーストリア連邦鉄道、2026年からシティジェットに2階建て電車を導入!

オーストリア連邦鉄道(Austrian Federal railways: ÖBB)は、国内のローカル列車であるシティジェット(Cityjet)向けに新型2階建て電車を導入します。この新型車両には、最高速度160km/hに対応したシュタッドラー・レール(Stadler Rail)の2階建て電車ブランド「KISS」が採用されており、今年4月に合計41編成(6両編成20本、4両編成21本)が発注されています。新型車両は、2026年からウィーンを中心としたオーストリア東部地域の路線に投入される予定で、将来的には合計186編成まで増備される計画です。なお、シュタッドラーKISSは2008年にスイス連邦鉄道が発注して以来、ドイツ、スウェーデン、ハンガリーなど、ヨーロッパ各国で採用されている2階建て電車で、2024年ごろからは、サンフランシスコ・ベイエリアを走るカルトレイン(Caltrain)でも導入される予定となっています。

ÖBBのシティジェット塗装をまとったKISSのイメージ
Image: ÖBB/Stadler
ÖBBのKISS車両概要
Image: Stadler
運行者オーストリア連邦鉄道(Austrian Federal railways: ÖBB)
製造者シュタッドラー・レール(Stadler Rail)
導入編成41編成(6両編成20本、4両編成21本)※最大186編成まで増備
車両番号
定員610席(6両編成)、380席(4両編成)
営業開始(予定)2026年〜
運行サービスシティジェット(Cityjet)
運行範囲ウィーンを中心とした東部地域路線
設計最高速度160km/h
制御方式IGBT-VVVFインバータ制御

Source: StadlerÖBB

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