サンフランシスコ、ミュニメトロのセントラルサブウェイが暫定開業!

サンフランシスコ市交通局(San Francisco Municipal Transportation Agency: SFMTA)は、ダウンタウンの地下で10年以上にわたり建設工事を進めていた「セントラルサブウェイ(Central Subway)」において、11月19日から週末のみ運行の暫定ダイヤで営業運転を開始しました。セントラルサブウェイは、サンフランシスコ市営鉄道「ミュニ(MUNI)」Tサードストリートライン(T Third Street Line)の第2フェーズとして整備されたもので、チャイナタウンからスタートアップ企業などが集積するサウスオブマーケット(South of Market: SoMa)付近を通り、将来はカリフォルニア高速鉄道の暫定ターミナルとなる予定のカルトレイン(CalTrain)の4th&キングストリート(4th & King Street)駅の間を結ぶ全長1.7マイル(約2.74km)のライトレール路線です。

Image: SFMTA

なお、同線の正式な開業日は2023年1月7日となる予定で、同日以降はチャイナタウン・ローズパク(Chinatown – Rose Pak)駅からサニーデール(Sunnydale)駅までの直通運転を開始する予定です。

Source: SFMTA

セントラルサブウェイの路線図
暫定開業期間の運行ルート(2022年11月19日〜2023年1月6日)
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暫定開業期間中は週末(土曜日および日曜日)のみの運行で、チャイナタウン・ローズパク(Chinatown Rose Pak)駅から4th&ブラナン(4th & Brannan)駅間での折り返し運転(12分間隔)となり、4th&キングストリート駅および既存のTサードストリートラインへの直通運転は行われません。

正式開業後の運行ルート(2023年1月7日〜)
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2023年1月7日以降は、チャイナタウン・ローズパク駅からサニーデール(Sunnydale)駅までの運行が開始されます。これにより、Tサードストリートのキングストリート、エンバーカデロストリート(Embarcadero Street)駅、モントゴメリーストリート(Montgomery Street)駅方面への運行は終了となります。

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セントラルサブウェイの開通で4駅が誕生
チャイナタウン・ローズパク(Chinatown – Rose Pak)駅

サンフランシスコで人気の観光スポットでもあるチャイナタウンに位置する地下駅です。これまでチャイナタウンには鉄道駅(ケーブルカーを除く)がなかったため、最寄りの鉄道駅からバスか徒歩によってアクセスする必要がありました。新駅の開業によって、同エリアへの鉄道アクセスが向上します。

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ユニオンスクエア・マーケットストリート(Union Square / Market St)駅

サンフランシスコ中心部のユニオンスクエア付近にある地下駅です。ユニオンスクエア・マーケットストリート駅は、バート(BART)およびMUNIのパウエルストリート(Powell Street)駅と地下通路で結ばれており、ダウンタウンにおける重要な交通ハブとなります。

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イェルバブエナ・モスコーニ(Yerba Buena / Moscone)駅

イェルバブエナ・モスコーニ駅は地下駅で、スタートアップ企業などが集積しているSoMa地区に位置しており、サンフランシスコ市内最大のコンベンション施設であるモスコーニセンター(Moscone Center)などの最寄り駅となります。

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4th&ブラナン(4th & Brannan)駅

4th&ブラナン駅はセントラルサブウェイプロジェクトで新設された4駅のうち唯一の地上駅となります。この駅の次の4th&キングストリート駅からサニーデール駅までの間は既存のTサードストリートラインの区間となります。

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